あなたもなってしまうかも!?オーバートレーニング症候群に注意! 

オーバートレーニング症候群とは

オーバートレーニング症候群とは、過剰なトレーニングの繰り返しでパフォーマンスが低下し、容易に回復しなくなった慢性疲労状態を言います。パフォーマンスの低下は容易には改善できず、回復するには数週間から長いと数カ月かかる場合もあります。厳しいトレーニングをこなすほど筋力や体力が上がると思ってる方、多いと思いますが、これは大きな誤りなんです!また、少し風邪気味でもトレーニングを欠かさないという方、もしかしたら予備軍かもしれないですよ!これは何も健常者やスポーツ選手に限ったことではありません。実は、病気や手術の後などに、これに近い状態陥ってかえって回復を遅らせてしまうケースもあるのです。トレーニングというのは、日常の身体活動レベルより少し大きな負荷の運動をすることで効果が生まれるものです。ただし、自身の体力に見合わない過剰な負荷を続けると、かえって効果が出ないばかりか身体の不調を引き起こすこともあります。

症状の進み方

①初期 パフォーマンスや記録の低下 日常生活は問題ないが、練習についていけなくなったり、記録が落ちたりする。

②中期 身体の不調 軽い負荷のトレーニングでも疲れるようになり、身体が思うように動かないと感じるようになる。

③慢性化 身体的疲労 易疲労性、全身倦怠感、睡眠障害、食欲低下、体重減少、集中力の低下など 安静時心拍数の増加、運動時の過度の血圧の上昇

④重症化 精神的疲労 気分の落ち込み、活力の低下、抑うつなど、精神的な症状がみられるようになる。

初期にはまず記録の伸び悩みやパフォーマンスの低下を感じるようになります。続いて身体の不調が続き、軽いトレーニングでも疲れが溜まるようになり、身体が思うように動かない状態を自覚し始めます。更にこの状態が続くと、全身倦怠感、睡眠障害、食欲不振、体重の減少、集中力の欠如、安静時の心拍数や血圧の上昇など、身体的疲労の症状が見られるようになります。特に、起床時の心拍数が増加すると言われており、オーバートレーニング症候群を早期発見する目安となります。しまいには、気持ちが落ち込んで活気がなくなり、精神的なダメージ(精神的な疲労)にまで発展してしまいます。

なぜオーバートレーニング症候群になってしまうのか

筋肉組織の損傷など、運動器の障害によるパフォーマンスの低下だけが原因ではありません。肉体的・精神的ストレスによって、視床下部や脳下垂体から分泌されるホルモンのバランスが崩れること、休養が取れないことによる自律神経のバランスの不調が関係してると思われます。

要は、疲労物質や代謝産物をうまくろ過しきれず、それが疲労感となる。

発端は、運動中の筋肉エネルギーの代謝効率が悪化することにより、筋肉が障害されることです。次に、循環動態や呼吸、血管内皮などの機能低下などにより、息切れ、動機、めまい、疲労感、などが出現します。更に免疫機能の低下(風邪が治りにくいなど)、自律神経の不調(立ち眩みなど)、ホルモンバランスの障害など、多彩な障害見られるようになります。より進行すると、不眠や抑うつ状態など、メンタルの不調も出現します。重症になるほどトレーニングの減量・中止期間がのび、競技復帰が不可能になることもあります。早期に発見することが大切です。

予防するには

練習熱心で休めない人が陥りやすい症候群です。特に責任感が強かったり、真面目過ぎたりする人は、下の1~3に注意しましょう。

●運動と休養と栄養のバランスを保ってトレーニングを行うこと。回復の時間をトレーニングとセットにする。適度な休養と栄養補給を心がけ、ストレスを溜めないように発散することも大切です。

●普段から自分の体調をチェックする習慣を持つこと。平常の状態を知らなければ、異常に気付くことは難しいです。

パフォーマンスの低下の原因をトレーニング不足だと安易に考えないこと。逆にトレーニングのやり過ぎを疑うことも必要です。

オーバートレーニングになっているかどうかは、能力や経験や性格など本人の特性だけでなく、気温や湿度などの外的要因も関連しますので、発見や診断治療が遅れてしまう場合があります。

オーバートレーニング症候群の評価には、POMSという心理テストを用いることがあります。オーバートレーニング症候群になってしまったら、回復するには休息する以外には方法はありません。その期間は、数カ月から年単位に渡ることもあり、予防が大切なのです。

オーバートレーニング症候群のセルフチェック

バイタルサイン

①休息時の心拍数に変化はないか? ②血圧に変化はないか?

栄養摂取

①食欲は減退してないか? ②体重や体脂肪が急激に減ってないか?

運動後の身体疲労

①筋肉痛が長引いてないか? ②歩行がだんだん遅くなってないか?

自律神経の安定

①日中、注意力が低下してないか? ②寝つきが悪かったり中途覚醒してないか? ③イライラ、不安定感がないか?

これらのチェック項目を毎日コンスタントに調べることで、自分の体調の変化に気づくことができるでしょう。人間、毎日何気なく過ごしていると、少しずつ変化していく事に気づくことができません。

健やかな身体でいるために

このように、健康のためのトレーニングが頑張り過ぎる事によってかえって健康を害することがあります。これでは本末転倒なばかりかとんでもないマイナスです。ただ、日常の忙しい生活の中でトレーニングを行おうという方は、だいたいにおいて真面目な方が多いですから、オーバートレーニング症候群に陥りやすいと言えます。また、現代人は仕事も忙しく疲れも溜まりやすいので、身体のケアをしっかりすることもオーバートレーニング症候群を回避するにはすごく大事なのです。

わたしたちけんとれでは、あなたの健やかな身体作りのサポートをいたします。

富山アピタの隣り(41号線沿い)にありますので、お買い物の行き帰りに身体のケアをすることも出来ますよ。お気軽にどうぞ♪

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