自律神経の乱れ!寒暖差で体調不良になる!?

寒暖差と自律神経の関係

今の時期、「季節の変わり目になんか怠い」「たくさん寝ても眠い」などとお悩みの方、多いと思います。それ『寒暖差疲労』かもしれません。

寒暖差疲労とは、寒暖差によって身体に疲労が溜まっている状態をいいます。倦怠感、肩こり、頭痛、下痢、便秘など、様々な症状が出てきます。

なぜ寒暖差疲労が起こるのか? 

季節の変わり目には、暑くなったり寒くなったりと前の日と比べて気温が変化します。また、一日の内でも気温の変化が大きくなったりします。この気温差が身体には堪えるのです。

人間の身体は、気温が変わっても体温が一定になるように調節する機能が備わっています。朝晩の寒暖差や、前日との寒暖差があっても体温が変わらないで維持しようとします。血管を縮めたり拡げたり、筋肉を縮めて身体を震わせたり、汗をかいたりして、体温を調節しているのです。

季節の変わり目になると、どうしても寒暖差が起こりやすくなります。なので、人間の身体は頻繁に体温調節をするようになります。人間の身体は体温調節する時に自律神経を働かせて調節するのですが、自律神経が過剰に働くと自律神経の乱れが起こります。そうなると寒暖差疲労を起こしてしまうのです。

昨今はステイホームの習慣やテレワークの普及による運動不足などで、自律神経を調節する力も低下していると思います。そのため、身体が寒暖差に弱くなっています。

自律神経を整える

身体の中から温める

身体の中を温めるために、冷たい食べ物や飲み物、身体を冷やす食材を取りすぎないようにしましょう。食事の時はしっかりと噛んで、ゆっくりと食べましょう。一口入れて、咀嚼は20回くらいがベストです。

身体を外側から温める

温めるポイントは、「手首」「足首」「首」「両側肩甲骨の中心」の4カ所です。入浴は、ぬるめの温度38℃~40℃くらいのお湯に10~15分程度、肩までしっかりと浸かるのがいいでしょう。

就寝時は寝具をしっかりしたものを使い、きちんと身体にかけて眠りましょう。その際に重要なのは、首を冷やさないようにすることです。

外出時は、服を厚めにしましょう。特に首肩周りは冷えやすいので、スカーフやマフラーを使用するといいでしょう。両肩肩甲骨の間に洋服の上から貼るタイプのカイロを使うのもいいです。

身体を動かす

軽めの筋力トレーニングやスクワット、ストレッチをするといいでしょう。階段を使う、一つ駅分歩く、ウォーキング(20分程度)もおすすめです。激しい運動は必要ありません。筋肉疲労が強く残るのは避けたほうがいいです。

ゆっくりと深い呼吸を行う

ゆっくりと深い呼吸を行うのは、自律神経を整えるのに効果的です。胸式呼吸でも、腹式呼吸でも、どちらでも出来るほうでかまいません。「3秒で吸って、3秒止める。6秒で吐いて、3秒止める。」を4セットを目安に行いましょう。

腸内環境を整える

腸は脳に次ぐ多くの神経細胞が存在し、「第二の脳」とも言われています。腸の健康は全身の健康に影響するので、腸内環境を整えることは「寒暖差疲労」を予防する上でも重要なことです。善玉菌を増やして胃腸の調子を整えましょう。世グルトや納豆などの発酵食品を一日一回食べるように心がけましょう。

効果をしっかりと出すには!

先に言ったように、いろいろと対応する方法はあります。ただ、自律神経を調節する力が弱っていると、これらの努力も効果が出にくいです。身体の機能をある程度高めることが、効果を出すための大事なポイントです。わたしたちけんとれでは、豊富な知識や技術を持ったスタッフが、あなたの身体の機能を高めるお手伝いをいたします。

自然治癒力の最大化

もっとも簡単な方法は、36℃後半の体温を保持する事です。そのためには、食事やサウナなど、日常生活レベルでの簡単な身体へに気づかいです。みなさん、気軽に取り組んでみてくださいね♪